Streamlabsを使うことで、配信画面上にチャットやフォロー通知などを表示できるようになります。
Twitchアカウントを持っており、配信ツールにOBS studioを使う前提でStreamlabsの設定方法を紹介していきます!
  1. Streamlabsサイトに行く https://streamlabs.com/
  2. LOG IN WITH TWITCHをクリック
    sl_login
  3. 画面左下のCHAT BOXをクリック
    sl_db
  4. Widget URLの右側にあるCOPYをクリック
    sl_chtbx_url
  5. OBS studioに新しいソース:BrowserSourceを追加(ソース下側の+マークから↓の画面に)
    obs_add_src
  6. 新規作成にチェックを入れ、適当なソース名(Chat Boxなど)を入れてOKをクリックobs_new_chat
  7. ソースのプロパティ画面が開くので、URLに手順4でコピーしたURLを貼り付け
    obs_chat_prop
    この時、黄色で囲ったWidth(横幅)、Height(高さ)を変更することで、表示するチャット欄を横長にしたり縦長にしたりと変更できます。
  8. ソースの赤枠の丸いポイントをドラッグしてサイズを変更→Twitchのダッシュボードなどからコメントを入力し、OBS上に反映されるかチェックします。
    obs_set_chat
    文字サイズはStreamlabsのダッシュボードページ(手順3)から変更できます。
    該当ページのFont Sizeスライダーで調節し、SAVE SETTINGSボタンで変更を保存しましょう。
    sl_chtbx_fntsz
以上で基本的なチャットの表示設定は完了です。

ここからは、Chat Boxの設定を詳しく紹介します。Chat Boxの設定画面を開くと、右側は↓の様になっていると思います。
sl_chtbx_set

上から順に説明します。

Theme:チャットの表示テーマを設定できます。
デフォルトのCleanテーマも見やすいですが、ユーザ名と本文が分割されているため、チャットボックスが縦長になっているとスペースが少し無駄になりがち。場合によっては名前が隠れてしまう事も・・・
obs_chat_clean
個人的には、TwitchもしくはBoxedテーマがおすすめです。
obs_chat_twitchobs_chat_boxed

Badges:↑の画像に出ている、配信者やTwitchPrime会員であることなどを示すバッジの表示設定です。特に気にしなければ全てONでもOFFでも構いません。
Extra Emotes:Twitchには Kappa などの有名なエモート(絵文字とLineスタンプを足して2で割ったような機能)があります。Twitchユーザー全員が使えるGlobal Emotes以外に、BetterTTVFrankerFaceZという外部サービスが提供するエモートがあり、表示するかどうかを変更できます。
外国人の配信で monkaS などという不思議な単語を見たことがあるかもしれませんが、BetterTTVユーザーにはこんなエモートが見えています。
Background Color:「Note: This back groundcolor is...」と書かれている通りプレビュー用の背景色設定なので、何色に設定してもOBS上では透明になります。無視しておっけー。
Text Color:チャット本文の色を設定します。よくわからなかったら白色(#FFFFFF)でおっけー。右側の四角部分をクリックすると、カラーパレットが開くので直感的に色が選べます。
Font Size:フォントサイズ。
Hide Message After:表示後に投稿されたチャットが消えるまでの秒数を設定します。チャットを消したくない場合は「Always Show Message」のチェックをONにしましょう。
Hide Chatters:チャットbotやチャットコマンドの表示設定です。よくわからない場合はそのままでOK。
「Hide=隠す」なので、チェックボックスをONにすることでbotが投稿したチャットや、「!」から始まるコマンドを非表示にします。
Muted Chatters:ユーザー単位でチャットをミュート(非表示)にする機能です。あくまで配信画面上で非表示にするだけなので、配信右側のチャット欄には表示されてしまいますし、棒読みちゃんなどを連携させている場合は読み上げられてしまいます。あんまり意味がない・・・
Enable Custom HTML/CSS:よくわからなければDisabledのままでおっけー。
Enabledをチェックすることで、自作のHTML/CSSを用いたチャット表示が有効になります。

設定が完了したら、SAVE SETTINGSをクリックして設定を保存しましょう。画面右上にもプレビューがありますが、フォントのサイズ感や色などは、実際にOBSの画面上で確認したほうがいいでしょう。