前回はNightbotの導入とコマンドの設定を紹介しましたが、今回はチャット上のスパム、いわゆる荒らしコメントを自動的に管理する方法をご紹介!
スパム規制
スパム投稿にもさまざまな種類がありますが、Nightbotを導入すると一通りのスパムを自動的に非表示にする機能が追加されます。

Nightbot管理画面の左側にあるSpam Protectionをクリックしましょう。
nb_spam
そうすると、6つのスパム管理項目が右側に表示されます。
なお、初期設定では全てEnabled(有効)になっていますが、個人的にはちょっと厳しすぎるんじゃないかな、と思っています。
nb_spam_prop
各項目の右側にあるEnable/Disableボタンをクリックすることで有効/無効を切り替えられます。
なお、上の画面では左側のStatusが全てDisabled、つまり無効になっています。

Blacklist Words/Phrases
右側のOptionsで登録した言葉の表示を抑制します。
Excess Caps
「YATTAAAAAAAAAAAA」など、大文字だらけの英文を抑制します。Optionsでは、何文字以上大文字が続くと抑制するかなどが設定できます。ちょっと目障りなこともありますが、スーパープレイで盛り上がった時なんかには気にしない方も多いでしょう。そもそも日本語だけのチャットではほとんど意味がありません。
Excess Emotes
「Kappa Kappa Kappa Kappa Kappa Kappa Kappa Kappa Kappa」などのエモート連打を抑制します。これもスパムと見るかチャットの華と捉えるか、自分の配信スタイルに合わせて設定しましょう。
Links
URLを抑制します。確かに唐突にYouTubeなど無意味なURLを投稿するスパマーもいますが、何か教えてくれる時に貼られることもあったり。OptionsでWhitelistに登録したURLは規制されなくなります。
Excess Symbols
記号の連投を抑制します。これもExcess Emotesなどと同じ考え方で設定するかどうか考えてみましょう。
Repititions
同じ内容の繰り返しを抑制します。OptionsのLimitで、何%繰り返しが含まれるかによってNightbotが仕事をするかどうかが設定できます。

と、ここまで色々書きましたが、正直スパム規制についてはTwitch側での設定(このページ下部にあるAutoModの項目)で充分ではないか、と考えています。そのため、自分はNightbotの規制を全て解除しています。

Nightbotの導入は、配信スタイルに合わせたスパム規制を考えるいい機会かもしれないですね。